みなさん、こんばんわ。
藤ととちゃんです。
新年度にむけて、忙しいかた。
沢山いるんじゃないでしょうか?
逆に年度末処理で忙しいかた。
こちらも沢山いるんじゃないでしょうか?
そんな、バタバタと過ぎる一日。
疲れたなぁ・・・
忙しかったなぁ・・・
なんかスタミナつくものでも食べようか?
けっこうアルアルの話だと思います。
スタミナ代表的な食べ物といえば・・・・
にんにくですね!ニンニク!!NINNIKU!!!
食べるとなんとなく元気になる感じしませんか?
その、元気。
ほんとに元気になっている状態なんでしょうか?
もくじ
元気になるには根拠があった!
スタミナ代表食べ物 「ニンニク」
がっつり系の食べ物や、焼肉のタレなどでニンニクが効いているもの。
沢山ありますね。
その、ニンニク。
実は、ほんとに滋養強壮に効果のある成分が沢山入っています!!
ニンニクの滋養強壮、体力回復に役立つ成分は大きくわけて2種類です。
その壱 「アリシン」
ニンニクを刻んだり、すりおろすことにより主成分であるアリインが酵素アリナーゼと反応して発生する臭い成分。
これこそ、ニンニク独特の臭いの素成分です。
アリシンはビタミンB1と結合することで「アリチアミン」という物質に変化します。
まずは、ビタミンB1について分析しましょう。
ビタミンB1は糖をエネルギーに変換するのに不可欠な栄養素です。
不足するとエネルギーへの変換が不完全になり、乳酸が増えます。
乳酸が有名になった体の変調は、「筋肉痛」ですね。
ところが、ビタミンB1は一度に吸収される量が約5~10 mgと限られています。
また、水溶性のため体内での蓄積率が極めて低く、蓄積されない分は尿として排出されてしまいます。
あの黄色い尿のイメージです(笑)
しかし、ビタミンB1はアリシンと結合してアリチアミンになると、体内での吸収率が高まり、肝臓に蓄えられやすくなります。
この蓄えられたビタミンB1が糖代謝を促進することで、持続的な疲労回復、持久性の向上をもたらし、いわゆる「スタミナがつく」という感覚になります。
また、ビタミンB1は水溶性である上に熱に弱い性質を持っており、調理中に総量の半分から1/3は失われますが、アリチアミンに結合すると損失が少なくなるというメリットもあります。
豚肉などのビタミンB1を豊富に含む食材を使った料理には、ニンニクやタマネギといったアリシンを含む食材を一緒に調理することが相乗効果が発生すると考えられているんですね。
その弐「スコルジニン」
スコルジニンは無臭の成分ですが、アリシンと同じようにビタミンB1を助ける働きがあります。
スコルジニンとビタミンB1を併用すると、ビタミンB1が腸内で破壊されることを防ぎ、血液の中にとどまっている時間を長くします。
これにより糖の代謝が促進されるのです。
さらにスコルジニンには、次のような身体機能を活発化させる効用があります。
●心臓筋肉に作用して、拍動を増強する
●呼吸を促進させる
●末梢血管を拡張する
●平滑筋に作用し活気づける
これらの効用がスポーツにおける持久力およびパフォーマンスの向上につながる可能性は充分に考えられます
他にもスコルジニンには
●胃液の分泌を旺盛にし、消化を促進する
●組織内に蓄積する老廃物や毒素を酸化分解して、体外に排出する
といった働きもあり、食欲増進、解毒、抗アレルギー作用も期待できる成分ですね。
こう考えると、滋養強壮系の成分ともいえるでしょう。
沢山食べると、逆に元気なくなりますよ!
正に良いことずくめなニンニク。
でも、摂取量には気をつける必要があります!!
ニンニクを食べ過ぎると、ニンニクの精油によって赤血球に溶血作用が起こるため、血色素中の鉄が遊離して貧血のもとになります。
理想の摂取量は1日当たり、生ニンニクであれば1片、加熱したものは2片、酢や醤油漬けしたものであれば2~3片。
さらに子どもはその半量を目安にすると良いようです。
特に、「生ニンニク」は胃粘膜を強く刺激します。
抗菌作用によってビタミン生産菌のような良い細菌をも破壊してしまうことがあります。
生ニンニクを食べる際は、空腹時を避け、食べる間隔を空けると良いでしょう。
大事なのは・・・
とにかく、食べ過ぎは禁物ということです!!
いかがでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読みにきてくださいね。