【掃除機の性能が分かる】サイクロン?紙パック?吸込仕事率って?

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みなさん、こんばんわ。

藤ととちゃんです。

いよいよ年度末ですね。

引っ越しなどされた方も多いでしょう。

実家住まいから一人暮らしをする人もたくさんいますよね。

1人住まいするときに必ず買う家電品は「掃除機」かなって思います。

そんな掃除機をあれこれ、結構知らない表記などを説明したいと思います。




サイクロン式?紙パック式?違い知ってますか?

掃除機の宣伝で有名な言葉は「サイクロン」って言葉だと思います。

対して「紙パック式」っていうのがあります。

サイクロン式の方が強いイメージないですか?

結構、それは誤解かもしれませんよ(笑)

サイクロン式とは?

サイクロン式は、吸引した空気とゴミを渦のように回転させてダストカップに集めます。

ゴミがたまったらその都度捨てる方式ですね。

遠心力を利用してゴミと空気を分離し、空気はフィルターを通して排気されます。

ダストカップは定期的なお手入れが必要なので手間がかかりますが、消耗品をひたすら買い足す必要がないのでランニングコストが少額で済みます。

なお、清潔さを重視する方は、排気のフィルターの性能やダストカップの丸洗い可否をチェック必要があります。

排気フィルターが高性能であれば、微細なチリが外に出るリスクが減ります。

ダストカップに残ったほこりが、においの原因やカビの誘発にもつながるので、丸洗いできればさらに安心です。

逆を返すと集じん能力が高いものは手入れをしないと異臭の誘因になります。




紙パック式とは?

紙パック式は、紙製の使い捨てパックに集塵する方式です。

ゴミの貯まった紙パックは、丸ごと捨てられるお手軽な方式です。

ゴミを集めたパックがいっぱいになったら、そのまま捨てられるのでチリが舞いません。

しかし、紙パックは消耗品なのでその都度補充する必要があります。

しかし排気フィルターの役割も果たしてくれるので、面倒なお手入れがほぼ不要です。

とはいえ、吸引した空気は中に入っているゴミも通過して排気されるので、ゴミがたまってくるとにおいなどが気になってきます。

紙パックの交換はゴミの量に限らず、定期的におこなうようにするのが異臭を防止する方法かと言えます。

ちなみに、紙パック式は日本の技術者が考えて、現在は日本国内で販売されているものが世界唯一となります。




吸引力は「吸込仕事率」をみよう!

掃除機の吸引力は「吸込仕事率」で表示されています。

この値が大きいほど力が強いということになっています。

一般的には、吸込仕事率が400~500Wであれば吸引力が強い証拠。

500Wとか結構すごい吸引力です。

この値はサイクロン式より紙パック式の方が高いことが多いです。

機械の構造上、これは仕方ないですね。

ただし、ゴミの取れやすさは吸引力だけでは決まりません。

ヘッドに備わったブラシの種類、ヘッドの形状などにも大きく左右されます。

あくまで基準のひとつとして見るのがおすすめです。

なお、コードレスではバッテリーの充電状態や劣化の有無が吸引力にかかわるため、吸込仕事率の明記がないものがほとんどです。

よって、コードレスを選ぶときはバッテリーの性能で選ぶことをおすすめします。




ヘッドはパワーブラシがおすすめ!

ヘッド部にあるブラシをモーターで自動的に回転し、ゴミを掻き出してくれる「パワーブラシ」

これを搭載しているモデルであれば、カーペットの繊維やたたみの目に入り込んだゴミもしっかり吸塵可能ですね。

さらに、掃除の時に勝手に前へ進んでくれる「自走機能」が加わっているモデルであれば、吸引力で抵抗になる力を緩和し、力を加えずにスルスルとお掃除できます。

ただし、モーターが備わるぶんどうしても重くなります。

持ち上げることが多い場合、吸引した空気の流れでブラシをまわす「タービンブラシ」が軽量でおすすめともいえます。

ヘッドの構造的にも、タービンブラシは構造が単純なので故障のリスクも減ります。

掃除機の選択は、ブランドや価格だけではなさそうですね。

自分のライフスタイルにあったものと、購入コストがマッチするものが良いと思います。

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また読みにきてくださいね。




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