みなさん、こんばんわ。
藤ととちゃんです。
今日の北国、蒸し暑かったです(汗)
昨日から気温も高くて、なかなか寝苦しい夜が続きます。
そのせいなのか、今日は眠かったなー(笑)
今年も食中毒に気を付けないといけない時期にもなりましたねー
結構気を付けて保存した料理も、なんか酸っぱい・・・
危ない、危ない・・・
年に一回はあることです(笑)
体力がある時だと何ともないですが、体力がない状態だと、下痢や嘔吐に苦しめられることになりますね。
でも、作り立てより寝かせた方が美味しいと思う食べ物もたくさんあります・・・
ありますよね?
家庭料理の代表作「カレー」だってそう思います。
でも、なんだか危険な事があるみたいです・・・
ウカウカ寝かせてられないかも。
そんなカレーの小話です。
もくじ
カレーって一晩寝かした方が美味しい!!
カレーって一晩寝かした方が美味しいから絶対やりますよね?
なんだかわからんけど、おいしいです。
でも、これにはちゃんとした理由があるそうです
大手カレールーメーカー「グリコ」のHPにも書いてあります(笑)
1.具材のもつ旨み成分や甘み成分がソースに溶けだしてコクが増します。肉・野菜・香辛料に含まれる糖質やタンパク質、アミノ酸などの成分が微妙に絡みあうことで、独特の「コク」が生まれます。
2.ブイヨンも一晩ねかせることで「冷ます」と「温める」が繰り返されるので、素材の旨み成分がよく混ざりあい、熟成が進みます。
3.カレーのスパイスは、じっくり余熱で加熱されることで、突出したとげとげしさが減少し、全体のバランスがとれた、熟成された奥深い香りと風味になります。
そうです!
味わい深くなるんです。
うま味といわれる「アミノ酸」が増えるんですねー
でも・・・
寝かせ方を間違うと・・・
熟成がすすみすぎて、悲しい状況になります。
傷んでしまうんです!!
一晩寝かせたカレーが危険な理由
一晩寝かしたカレーには、もともとある菌が、何十倍にもなるっていう危険性があるそうです。
もともとある菌ってのが厄介ですが、注意が必要なんだそうです。
見えない部分だから怖いですよー。
じゃあ、なんの菌が増えちゃうのって話ですが・・・これまた厄介なやつです。
カレーに発生しやすいのは「ウェルシュ菌」といわれる菌です。
「ウェルシュ菌」というのは食中毒の菌です。
こっ、怖い・・・
体内に入ると、小腸内で増殖します。そして、エンテロトキシンという毒素を放出し、人を発熱・腹痛・嘔吐・下痢などで苦しめます。
これが食中毒の症状ですよねー
有名食中毒菌「O-157」に比べると、毒性の強さは強くないそうです。しかし、子供や老人・免疫の弱い人の場合は、致命的な症状を引き起こすこともあるため、油断は禁物!!
そして このウェルシュ菌には、ほんと厄介な特性が・・・
ウェルシュ菌にはアルコール消毒や加熱殺菌が効きません!・・・
そしたら加熱して食べるといいじゃないって思うでしょ?
藤ととちゃんもそう思います。
しかし、カレーに見られる「ウェルシュ菌」という菌は加熱しても消えない!!
「加熱すれば大丈夫」神話が崩れます・・・
なんで家庭の定番料理に繁殖しやすいのって話になります。
これは、カレー粉の中に沸くんじゃなくて、カレー鍋にその菌が発生しやすい条件が見事に揃っているそうです。
三大理由はこれ!!
1.野菜を煮込んでいる
2.大量に加熱調理される
3.室温で数時間放置される
これらの条件から「ウェルシュ菌」が発生します。
なので、勘のいい方はわかるでしょ?
「肉じゃが」や「シチュー」などの煮込み料理にも、同じ菌が発生すると言われています。
もう家庭料理の定番が危ない(笑)
でも、保存に気を付けると、全く心配いりません!
夏に発生しやすい食中毒の予防方法は?
1.常温保存しない(加熱or冷蔵)
2.小分けにし、冷蔵庫で保存する
3.食べる直前に再加熱する
小分けにするのは、空気を遮断して密閉状態とします。すると雑菌が増えにくいので、なるべく空間をとらないようにすると良いそうです。
あとは常温保存は最低限の時間にして、寝かせるときは火を通し続けるか、しっかり冷凍するかで菌の繁殖をかなり抑えられるそうです。
これらに気を付けて、しっかり家庭料理を楽しみましょう!
今日の小話はここまで
最後までよんでいただき、ありがとうございます。
また読みに来てくださいね!