【幸せをありがとう】備忘録的に次女の誕生日を書き綴ってみよう

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みなさん、こんばんは。

藤ととちゃんです。

藤ととちゃんには二人の娘がいます。

娘二人には「ととちゃん」と呼ばれています。

娘二人とも、藤ととちゃんがおじさんという年齢でできた娘です。

そう、藤ととちゃんは晩婚なんです(笑)

長女のことはちょくちょくブログに書いていますが・・・

次女のことはあまり書いていないなって思いました。

その次女の4歳の誕生日が今日なんです。

いつかその次女もこのブログを発見するかもしれません。

藤ととちゃんが父ちゃんであると思う日がくるかもしれません。

そんな次女への気持ちを赤裸々に書こうと思います。

じつは藤ととちゃん・・・

奥さんにも言ったことないことを書くかもしれません。




自分が歳をとっていたせいだから・・・

次女はとっても、とっても明るいキャラです。

普段遊んでいてもとっても快活。

ひょうきんで、場を和ませる雰囲気を生まれながらにもっている天才(笑)

すでに親を超えたキャラですね(笑)

でも、そんな彼女も・・・

ほかの子にはない不便なカラダをもってしまったのです。

これは誰になんと言われても、自分のせいです。

だれになんと言われても、藤ととちゃんは自分のせいだと思っています。

一生そう思うでしょう。

娘二人、おじさんになってからの子供なんですね。

男の人も妊娠するのに適した年齢があります。

女性だけが高年齢で妊娠が難しいって思うのは間違いな話です。

男性にもその年齢の定義があります。

その年齢を超えてしまってからの子供でした。

あれ?なんで???

といっても次女、問題なく出生してきた子供です。

しっかり泣く、抱っこをしても身体がしっかりした赤ちゃんでした。

ちょっと四角い大きな顔と大きな瞳に吸い込まれそうになりました。

元気に寝返りもできるようになり、元気いっぱい。

ハイハイもし始めて、すくすくと成長しています。

でもしばらくして・・・・

成長曲線だとそろそろつかまり立ちや、よちよち歩行が始まる時期なのに・・・

いっこうに膝立ちから進みません。

立ち上がるどころか、膝立ちで猛烈な速度で移動します。

でも成長なんてその子の個性。

生まれて何か月何日、何時間で立ち上がりとか自立歩行ができるって決まっていません。

そんな風に思っていました。

そして定期健診の日。この日は残酷です。

そこで歩けないと異常ありなんです。

次女は健診で歩くことができませんでした。

ゴロゴロ寝返りして、膝立ちして、猛烈な速度で膝立ち移動する。

こどもの成長を専門で診察できる施設を紹介されました。

健診のあとから、いろんな文献を調べました。

職場の理学療法士にも相談しました。

なぜ、立ち上がりができない?

なぜ、自立した歩行ができない?

「身体の筋力のバランスがとれていない」

「ボディバランスがまだ未熟」

そういわれても、なにをどうしたらいいのかわかりません。

自分にできるのは、一緒にゴロゴロして運動すること。

とにかく専門の病院にかかる日までゴロゴロしました(笑)

そして受診の日、神が降臨した

そして専門医の診察予約日。

ちなみに長女は幼稚園の登園日でした。

午後一番で診察することになっていましたが、ちょっと時間がある。

診察ユニットがあるホールには大きな広場がありました。

そのホールはスタッフルームから丸見えです(笑)

でも、診察時間はまだなので声をかけてホールで待機しました。

広い場所だったので、藤ととちゃんも娘とゴロゴロ。

数分した頃、神が微笑みました。

軽いいたずらだったのかもしれません。

突然、娘は立ち上がり歩き始めました。

始めは3歩

次第に歩行距離を伸ばします。

そりゃほかの子と比べたらぎこちない歩きです。

でも、成長に問題のある児とは思えない感じです。

スタッフルームからの視線もひしひしと感じます。

診察医もその場にいます。

「あれ?あの子、午後の診察だよね?」

そんな会話が聞こえて聞こえてきそうでした。

そして、診察の時間。

ちょっと疲れてしまったのと、環境に緊張してしまったのかそれほど歩くことができません。

でも、さっきの場面を医師は確認しています。

「大丈夫。しっかり体を動かして成長を見守りましょう」

そして、今。

まったく問題なく、幼稚園にも通っています。

お気に入りのスニーカーや、雨降りには長靴を履いています。

猛烈な膝立ち歩行で出来た膝のこぶもなくなりました。

でも、この成長のギクシャクした感じはすべて藤ととちゃんのせいです。

加齢が原因だと今でも確信し、揺るぐことはありません。

なんでこんなに音に弱い?

藤ととちゃん一家はよくイベントに行くようにしています。

今はCOVID-19の影響があり難しいですが・・・

ミッフィーちゃんのコンサートとか

おかあさんといっしょのイベントとか

とにかく行けるとこにはいきました。

長万部や帯広でのイベントも高速道路を使って移動しました。

まぁ、同乗の家族は苦痛だったかもしれませんね(笑)

しかし・・・

実際にイベントに足を運んでも、気になる事がありました。

尋常じゃないくらい怖がるのです。

特に大きな音が流れたり、音楽が流れると・・・

この世の終わりのように泣き叫ぶ子供でした。

一切ステージを見ることがありません。

母親の胸に顔をうずめて、ただただ泣く・・・

聴覚障害があるのではと本気で疑いました。

でも、普段のTVや音楽を聴く程度ではなんともありません。

今思うと、ステージの暗転が娘を恐怖のどん底にしていたのです。

視力が弱い

3歳児健診ではっきりわかった事

それは「弱視」でした。

親が想像する以上に目が見えていませんでした。

それまで、なんで絵本の内容がわかっていたのか?

なんでTV番組が理解できたのか?

ぼんやり見える絵の感覚と読み聞かせる声をすべて暗記していたのです。

ぼんやり見えるTV画面とその音声からすべての状況を把握していたのです。

娘にはそれが当たり前の世界だったのです。

しかし、それは大人が想像できる世界では到底ありません。

音がメインの世界で生きてきた娘。

コンサートなどで視界がぼんやりしかないのに暗転し爆音で音楽が鳴る。

恐怖でしかなったでしょう。

なんて苦痛を与えてきたバカ親なんでしょう。

負い目しか感じませんでした。

しかし、眼科医は「早い段階で分かったのでかなり回復するでしょう。しかし眼鏡がない生活は難しいかもしれません」といいました。

藤ととちゃんも眼鏡をかけています。

眼鏡を使えば不自由なく生活しています。

娘も眼鏡で不自由なくなるなら・・・

それにかけました。

できる限りの目の検査をして書類を発行してもらい・・・

小児専門の眼鏡屋さんに行きました。

とにかく見えるように・・・祈りはそこにつきます。

また神が降臨した

眼鏡が完成した日。

不安と期待で・・・なんてきれいごとは書きません。

とにかく不安でした。

もし見えなかったら?

眼鏡が嫌だったら?

思いつく限り後ろ向きの不安がありました。

情けない親です。

でも、現実を理解するにはあまりにも・・・

ほんとうに複雑な気持ちで眼鏡さんに行きました。

出来立ての眼鏡。

小さい眼鏡。

真っ赤なフレームのかわいい眼鏡。

娘につけてもらいました。

つけた瞬間

「あっ!!見える!!」「とと、見えるよ!!」

その言葉で気絶しそうでした。

いや、軽く気絶しました。

また、神が降臨したと思いました。

しっかり見えて、超絶楽しそうな次女。

でも、そんなことを体験しなくても育つ子はたくさんいます。

こんな不自由な思いをさせてしまったのは、藤ととちゃんの加齢のせいです。

藤ととちゃんが原因です。

私はそれを一生かけて償います。

それからの一年

それからの一年、大きな病気をすることもなく

長女とも喧嘩しながら仲良く過ごし

赤いフレームの眼鏡を大事にしてくれて

元気いっぱいに育ってくれています。

なにかと集まる親戚の集いでは得意の歌とダンスを披露し

トークのセンスを見せつけ、場を暖かくしてくれる。

藤ととちゃんが疲れたなって思うときには後ろからそっと近づいて

「大丈夫だよ」っていってくれます。

悲しいことがあってもグッとこらえて、眼鏡の奥で涙を流しながらも・・・

「なんともないから!!」っていう姿。

君はもっと大変な、不自由な思いをして育ったのかもしれないね。

今はその時よりも不自由が少なく育ちやすいって思ってくれているかな?

そう思って「なんともない!」っていうなら、ちょっとだけ安心です。

ほんとうに、ほんとうに不自由な思いをさせてごめんなさい。

ととちゃんはいつでも、君の盾になります。

ととちゃんのカラダを提供できるならばなんでも提供します。

君を守るために頑張らねば。

君を一生懸命に応援します。

今日もとびきり明かるく4歳の門出を踏み出した〇〇ちゃん。

誕生日おめでとう。

またよろしくお願いね。

ととちゃんより。




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