みなさん、こんにちわ。
藤ととちゃんです
いやー、不思議です。
まず、先日実際にあった事。
もくじ
空から魚が降ってきた!? 札幌市の住宅で怪現象 40匹散乱 ファフロツキーズ現象
札幌市手稲区の住宅の敷地で、体長6~7センチの小魚約40匹が散らばって落ちているのが見つかり、住民は「空から降ってきた」と驚いています。
23日午後1時15分ごろ、会社役員黒崎治さん(55)方で、妻の明美さん(56)が庭の草むしりをしていたところ、「べちゃっ」という音に気付いた。その直後、自家用車や屋根の上に小魚が落ちていた。この日は曇り空で時折強い風が吹いていたという。かつて本州で空からオタマジャクシが降ってきたと話題になり、2012年には旭川市の住宅で小魚が見つかった。黒崎さんは「鳥が運んだにしては数が多い」と首をかしげる。謎は深まるばかり―。
ファフロツキーズ現象ってなに?
空から、常識的には考えられないようなモノ──
たとえば魚が、あるいはカエルが、時には巨大な氷の塊りが降ってくる…
こうした摩訶不思議な現象のことを、学術的には、「ファフロツキーズ現象」と呼ぶのだそうです。
こういった現象、古くは紀元前の時代から目撃例がありまして、今日まで、連綿と報告が続いています。
トム・クルーズ主演、1999年製作のハリウッド映画『マグノリア』のハイライトシーンでは、大空から無数のカエルが一斉に降り注ぐなど、映画の題材に使われたこともあります。
そして日本でも、かつて、この「ファフロツキーズ現象」で、上を下への大騒動となったことがあります。
しかもわりと最近のことです。
覚えておいでの方も多いことでしょう。
藤ととちゃんは忘れていました(笑)
いまから7年前の6月…
日本各地で「オタマジャクシが空から降ってくる」という珍事件が頻発!
ことの発端は、2009年6月4日。
石川県七尾市の道路で、オタマジャクシ約100匹が発見されたんです。
「空からオタマジャクシが降ってきた」としか思えない怪奇現象・・・
世間は、恐れおののきました!
すると、堰を切ったように、同様の目撃情報が相次いだ!
静岡、広島、宮城…などなど、このオタマジャクシ現象は、またたくまに全国に拡大!
メディアの報道も、七不思議な出来事としてエスカレートの一途を辿っていきました。
「なぜ、オタマジャクシが降ってきたのか?」
原因として、いろんな説が取り沙汰されました。
早稲田大学名誉教授の大槻義彦教授は、「つむじ風説」。
天気予報士の森田正光さんは、「誰かのいたずら説」。
UFO研究家の矢追純一さんはというと… ハイ、もちろん「UFO説」。
(ちなみに、UFOがどういう目的でオタマジャクシを降らせたのかは、ちょっとよく分かりません…。)
実は、あの「オタマジャクシ現象」… とっくの昔に、結論が出ているんです。
なぜ、オタマジャクシが空から降ってきたのか?
答えはスバリ!
「オタマジャクシを食べた鳥が、上空で口から吐き出した」
「北海道アオサギ研究会」の松長克利さんは、こう証言しておりました。
「議論の余地なく、サギの仲間の仕業に間違いはない。」
「アオサギは、ちょっとしたきっかけで未消化のエサを吐き出すものだ。」
「実際、私自身、(オタマジャクシは見ていないが)未消化のエサを空から吐き出すアオサギを、何十回となく、目撃している!」
そんなワケでして、オタマジャクシ騒動と同じく、今では「ファフロツキーズ現象」の大半が、合理的に説明がつくようになっています。
では、昔から何度も目撃されてきたという、カエルの雨は、なんだったのか?
イギリス、ケント大学のグリフィス博士によると、「ヨーロッパ・ヒキガエル」は非常に繁殖力が強く、短期間で莫大な数に増えることがあるそうです。
たとえば、無数のオタマジャクシが一斉にカエルに変わったりすると、事情を知らない人にとっては、「空から降ってきた」と勘違いしてもおかしくないくらい繁殖するようです。
実際、カエルの目撃例の中には、空から落下してきた場面そのものを目撃していない場合が結構あるんです。
では、ときおり報告される、「大きな氷」の場合はどうでしょう。
1978年、テネシー州の片田舎に、重さ11キロの「緑色の氷の塊」が落っこちてきたことがありました。
これは、当時、「謎のグリーン・ブロック事件」として、大々的に報じられたのですが…
連邦航空局が分析したところ、謎の氷の正体は、すぐに判明・・・
緑の氷の成分は、飛行機の水洗トイレに使われる緑色の薬剤と同じものだった…
つまり、上空を飛んでいた飛行機のトイレタンクから、薬剤が漏れてきて、それが凍ってしまったってことです。
飛行機の飛んでいる高度では、とっても気温が寒いので、液体が個体になるのはあっという間ですねー。
ということで・・・
謎の「ファフロツキーズ現象」なんら恐るるに足らないようです。
お金降ってこないかなぁ(笑)