観光施設休業、工場停止、遅配… 記録的大雨で経済直撃 復旧は?

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みなさん、こんにちわ。

藤ととちゃんです。

今回の全国的な大雨で、生活基盤がダメージを受けています。





観光施設休業、工場停止、遅配… 記録的大雨で経済直撃

近畿地方で6日降り続いた大雨は、京都、滋賀の経済活動を直撃しています。

交通機関のまひや自治体による避難勧告を踏まえ、観光・レジャー施設が相次いで休業。終業時間の繰り上げや工場の操業停止を余儀なくされた企業もありました。道路網がところどころで途切れて製品の出荷が止まるなど、物流面でも影響が広がった。

京都市下京区の京都水族館と京都鉄道博物館は、JRの一部運休を受け、ともに朝から休館。年中無休の水族館は2012年3月の開館後、終日では初の臨時休業となりました。東映太秦映画村(右京区)は、午後1時からの営業を休止。7日も休業を決定。運営会社の東映京都スタジオは「来場者と従業員の安全を考えた。雨だけが原因で休業するのは過去にない」と説明した。

嵯峨野観光鉄道(同)は、保津川沿いを走る嵯峨野トロッコ列車を終日運休。7日も午前の3往復を運休し、午後も取りやめる可能性があるという。同社総務課は「新緑が美しい書き入れ時だが、災害には勝てない」と嘆いた。




就業時間を見直すなどの対応

就業時間を見直すなどの対応も見られた。大丸京都店(下京区)は、従業員や来店客の帰宅手段を確保するため、通常より4時間早い午後4時に閉店。藤井大丸(同)も同4時、JR京都伊勢丹(同)も同5時に終業を繰り上げた。

大津市が本社のオプテックスは、滋賀方面の鉄道の運休が相次いだため、電車通勤の社員には安全を考慮して自宅待機を指示。ニチコンは、普段より約2時間早い同3時に約150人の社員を退社させた。島津製作所も終業を1時間早めた。

商品配送などの物流網を寸断した

高速道路の通行止めや交通渋滞は、商品配送などの物流網を寸断しました。平和堂は、京都や滋賀などの物流センターから各店舗へ商品を配送するトラックが遅れた。亀岡市内の店舗へは配送ができず、パンやアイスクリームなど一部商品が届かない店もあったという。北近畿圏が地盤のさとう(福知山市)も配送が遅れた。ただ、いずれの店舗も、営業は通常通り行った。

宅配大手の佐川急便(京都市南区)は、右京、西京両区と亀岡市など府内5地域で集荷と配達を見合わせた。京都生活協同組合(同)は、府内10支部から個人宅への商品配達に遅れが発生した。

京都府中部地域の工場でも、生産や出荷に停滞が生じた。グンゼは、タッチパネルを製造する亀岡工場(亀岡市)で管理職以外の従業員を自宅待機とし、操業をストップした。レトルト食品大手、石井食品の京丹波工場(京丹波町)は、工程別に終業を3~4時間繰り上げ、従業員を早く帰宅。




雪印メグミルクの西日本の主力工場である南丹市の2工場は、通常体制で稼働したが、生産した牛乳やヨーグルトなどを京都市や大阪方面に配送できず、出荷を断念した。乳製品は日持ちが短く、雨の影響が長引けば生産調整も検討するとのことです。

人命の保護に変えられませんが、生活基盤の回復には我慢の時間が必要ですね。

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