【脳が疲れる】まだ何もしていない時に感じる疲労感の原因と対策

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさん、こんにちは。

藤ととちゃんです。

朝起きて、なにもしていないのに・・・

「なんか疲れがとれてない」

「なにもしていないのに疲れた感じ」

「寝すぎたのか体がだるい」

朝起きた直後の疲労感を感じる事はありませんか?

これは肉体疲労ではなく、精神疲労が原因といわれています。

いわゆる「頭の疲労」ですね。

この頭の疲労が体まで疲れさせてしまうのでしょうか?




頭の疲労は肉体疲労と同じです

これは科学的に証明された疲労なんです。

イギリスのウェールズ大学の研究チームの発表です。

参加者2つのグループに分けて、Aグループ・Bグループとします。

Aグループにはコンピューターを使い、頭脳的な作業をします。

Bグループには大自然のドキュメンタリーを見てもらいます。

作業時間は両方とも90分とします。

その作業を終了したあと、エアロバイクを使った運動を限界までしてもらいます。

運動負荷などは双方ともに同じ負荷とします。

すると、Bグループの運動時間よりもAグループの運動時間平均15%短い時間となりました。

15%短い時間でギブアップだったんですね。

ここでポイントになるのは15%という数字。

この15%の運動量というのは35cm立法の箱で行う踏み台昇降100回分と同等の運動量になります。

これはメンタル疲労、脳の疲労が肉体疲労に換算できた実験なんですね。

換算しにくい脳の疲労を「踏み台昇降100回分」と換算できたわけです。

普段生活していると頭を使うことは常にあります。

程度の違いはあれど、常に頭に負荷がかかっています。

となると、ひたすら踏み台昇降を繰り返しているのと同じ疲労が脳にかかっていということですね。

これが「なにもしていないのになんか疲れる」の要因となるのです。

脳が疲れる仕組みを知っておくと対策しやすい!

脳が機能するには「ブドウ糖」という物質が使われます。

脳内でブドウ糖が燃焼することで脳は頑張って働きます。

ブドウ糖は燃焼すると「アデノシン」という物質に変化します。

アデノシンは脳の疲れを感じさせる物質です。

また、アデノシンは脳を元気にさせる「ドーパミン」という物質をブロックします。

働きすぎた脳はブドウ糖をたくさん燃焼させた状態となり、燃焼後のアデノシンがたくさん蓄積されているという事になります。

アデノシンが蓄積すると疲れを感じます。

さらにドーパミンをブロックしすぎるために脳が「疲れ」を感じます。

これが「なんかやる気がでないな・・・」って原因なんですね。

アデノシンに拮抗するのは「カフェイン」です

では脳の疲労に対して対策できる方法はないのでしょうか?

まず一つ目にあげるのは「カフェイン」摂取です。

カフェインはアデノシンを一時的にブロックする作用があります。

カフェインを含んだものを摂取すると「シャキッとする」って表現があります。

これは脳の疲労物質アデノシンをブロックした作用といえるでしょう。

しかし、カフェインも多量にとると悪影響を及ぼし、逆に脳が疲れやすくなるんですね。

適量とされるのは・・・

体重×カフェイン3mgを最大1日2回までの摂取といわれています。

くれぐれも注意しましょう!

適当な負荷のかかる運動も効果あり

もしも、なんか気力がわかないなって時には運動もおすすめです。

軽い運動ってのもいいですが、短時間に負荷が大きめの運動もいいでしょう。

簡単に言い換えると「夢中になれる運動」ってのが大事です。

スクワットを一分間という感じとかですね。

負荷の大きな運動をするが大事ではありません。

いかに頭を空っぽにして運動するかって事が大事なんですね。

ようは考えすぎな脳を考えないような時間にシフトするということです。

これらの工夫で脳内の疲労は軽減します。

朝起きてもなんか疲れがとれないって思うことが少なくなりますように。

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また読みにきてくださいね。




スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク