みなさん、こんばんわ。
藤ととちゃんです。
みなさんは日頃、栄養のバランスを考えていますか?
そんな細かくなくていいです。
「最近、野菜を食べてないな」とか「たまには魚を食べよう」とか。
なんとなく食事メニューが偏っているなって思うことないですか?
気が付いた食事の偏り。
そのバランスの乱れが実は・・・ココロのバランスの乱れになっているかもしれませんよ。
もくじ
○○の原因は鉄不足って表現は間違い!
栄養バランスの乱れがココロのバランスの乱れになるのは間違いありません。
でも、ネットでよく目にするこのキーワードはちょっと疑問です。
「うつの原因は鉄不足だ」
これは、まったく間違いな表現だと思います。
正確にいうと「鉄不足でうつ状態は起きやすい」でしょう。
そう。
鉄不足でうつ症状が引き起こされる場合がありますよって話です。
ざっくりした統計になりますが・・・
現在、日本には100万人のうつ病の患者さんがいます。
このうち、鉄不足でうつになってしまった人は?
全体の30~50%・・・ってわけはありません!
ほんのごく一部でしょう。
割合にすると数%かもしれません。
しかし数%の人が鉄不足が誘因ならば?
割合にすると数%かもしれません。
でも100万人の数%は1万人以上とも言えます。
その一万人が鉄を補うことでうつ症状が軽快するのだったら?
これは当事者にとって非常に有効な手段であるといえるでしょう。
鉄を補充するだけで症状が経過する。
これは薬に頼ることなく、食事療法でフォローできる範ちゅうだといえるでしょう。
よく鉄不足には「ほうれん草」「レバー」「あさり」とか言われますね。
これらの食品を生活に取り入れると改善できる部分があるのです。
薬だけではなく、食品だけでもなく。
薬と食事療法を併用することで病状が改善したら?
安定期を見計らって内服薬ベースの治療から食事療法と運動療法ベースで展開できたら?
これは体の負担も少なく(ないかもしれません)回復する道しるべになるでしょう。
食生活の見直しで摂取できる魔法のアミノ酸
普段の食生活でも意識せずに摂取できる「トリプトファン」という必須アミノ酸。
これは「セロトニン」という物質をつくるのに不可欠の必須アミノ酸です。
あー、また出た「セロトニン」って思った方。
いつも読みに来てくれてありがとうございます(笑)
何度も出てくるキーワード「セロトニン」
このセロトニンという物質が足りなくなるのがうつ病です。
そのセロトニンを作り出す源は「トリプトファン」なんですね。
トリプトファンは普段の食生活で十分摂取できます。
でも、なぜか・・・
うつ病の人は偏食の方が多いです。
うつ病の人は食事を食べることすも限界ギリギリのエネルギーを使います。
その限界ギリギリモードで好みの食べ物以外のものを食べることは難しいでしょう。
好みのものを食べることすらギリギリなんですから、嫌いなものを食べるエネルギーはないでしょう。
っていうか、絶対ない。
なので、好みの食べ物に偏り偏食となります。
また、うつ病相が長いと買い出しにいく気力もありません。
買ってこれてもコンビニ弁当、カップ麺・・・
買い出しに行けないと保存がきくインスタント食品ばかりの食生活になります。
これだと、栄養の偏りがひどく食事による栄養摂取に限界があります。
ここで言った「トリプトファン」は摂取されない食事になるでしょう。
手っ取り早くトリプトファンを補給するなら!
難しい調理やめんどくさい料理なしにトリプトファンは摂取できます。
肉や米にも含まれる物質だからです。
でも、それさえもできなくなるのがうつ病です。
なので、食べるだけで摂取できるのは・・・
「バナナ」です
これはコンビニでも売っています。
むいて食べるだけ。
こんなお手軽な補給はないでしょう。
食事のバランス不良で不調を期した場合は有効
ここまで書いて、食事は万能と思ってしまうかもしれません。
でも、うつ病の方全員に有効ではありません。
しかし、食事のバランス不良からココロの不調を期したのならば
その不調の原因は食事にあると思います。
食事のバランス改善によって、うつ病相が改善する可能性は高いでしょう。
決して食事だけに信頼を置かず、適当な医療を受け、適切な治療を展開することが回復の近道である事にはかわりはないでしょう。
何事も頑張りすぎないことが一番ですよ。
いかがでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また読みに来てくださいね。