【眼精疲労に鍼灸】コンセプトは「治す」ではなく「取り戻す」事だ

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みなさん、こんばんわ。

藤ととちゃんです。

藤ととちゃんはメガネを愛用する、目の悪いととちゃんです。

乱視がひどいんですね。

作業に集中すると目が疲れるんですよね。

PCを使う方なら、多かれ少なかれこの「疲れ目」状態を体験していると思います(汗)

藤ととちゃん自身、目薬やホットパック、サプリメントなど試しています。

たまたま、友人との話の中で「鍼灸がいいよ」って話を聞いたんですよね。

あまり、その分野に詳しくない(全く詳しくないです・・・)ので

ちょっと調べてみると・・・これ、ココロにも優しい効果があるんじゃないのって思いました!!




「治す」よりも「取り戻す」この考え自体に優しさ!

一般的に現代医学といわれると西洋医学が主流かと思います。

その西洋医学というのは、身体を臓器別に切り分け「適応症」を定めるのが特徴です。

この適応症定めると、疾患に対して治療する・治すというイメージになります。

しかし、本来の鍼灸治療では「治す」という視点は存在しないそうです。

本来、鍼灸治療の根本は「疾患を治す」というより、本人の痛みや苦しみ、つらさを和らげ、その人自身が持つ心身の調和と生命力を取り戻すということに目的をもっています。

色々な症状を臓器別に標準化された病名に沿って「有効」、あるいは即効性を期待して「治す」という表現で固めてしまう方法論はなにか違いますよね。

患者自身の元来のポテンシャルを上げるというのが鍼灸のベースですね。




例えば眼精疲労の場合

例えば現代人の多くが悩まされている「眼精疲労」という症状があります。

西洋医学的な病名としては「調節性眼精疲労」――目の焦点を調節する筋肉の調節障害が主体で、点眼薬による治療となる場合が多いですが、それは目に集中した治療を行うと言えます。

しかし、医学辞典で眼精疲労を調べると

「眼精疲労とは、視作業(目を使う仕事)を続けることにより、目の重圧感、眼痛、視力低下、羞明(しゅうめい:強い光に対する不快感や痛み)、複視(物が二重に見える)、結膜充血などの症状や、頭痛、肩こり、悪心(気持ちが悪い、不快感)、嘔吐(おうと)などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復し得ない状態」

引用:金原出版『現代の眼科学』より抜粋

とあるように、単純な目の症状だけにはとどまらないということが分かります。

こうしたケースに対する臓器別、疾患別の西洋医学的アプローチは無力かもしれません。アタックする部分が限局されるためです。

一方の鍼灸治療はどうだろう

その効果は明らかだったという体験談も多いです。

手技の精度が増すごと(施術の回数が増えるとも言えます)に目の症状が軽くなり、付随する肩こりや首の痛み、頭痛なども軽減していったという意見も。

主に治療に使用しているのは、晴明(せいめい:目頭の先端のくぼみ付近)」「攅竹(さんちく:眉がしらの内側にあるくぼみ付近)」、「太陽(こめかみの少し前上、眉の端と眼の縁との中間点付近)」など眼の周辺の経穴と言われる部分です。

目の周囲には眼輪筋や脳神経へとつながる眼神経の束が精密に張り巡らされています。

その奥に埋もれている硬結(炎症や腫れ、筋肉のこり)を探りながら鍼を打っていくのが実際の施術になります。

この硬結をこりほぐして、身体機能を取り戻すんですね。




いまや現代病ともいえる眼精疲労

現代社会は1日中会社でパソコンをにらみ、プライベートではタブレット端末やスマートフォンが手放せない方が多いと思います。

疲れたなって思い、休んだりしますが、一晩寝たくらいでは治まらないほどの眼精疲労をじかくして、医療機関を受診する患者は増加する一方です。

目の不調の影響は全身に及び、自律神経失調症やうつ病を発症し、最悪の場合、退職に追い込まれるケースもあります。

もし、原因不明の肩こりや首の痛み、心身の不調に悩まされているなら、眼精疲労の可能性を疑い、鍼灸を治療の選択肢に入れてみるといいかもしれません。

鍼灸の良い点は、治療対象の不調だけではなく、血流が改善することで体温が上昇するという効果もあります。

これには冷え性が改善したり、自然治癒力が高まるなど良い副産物があると言えますね。

いかがでしたか?

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また読みに来てくださいね。




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